2008年4月8日火曜日

俺の回想録 ≪Part25:学生一人旅≫_Reminiscences_Student_Traveling alone_

今日は、私が27歳で専門学校生_Student_だった時に一人で旅行_traveling alone_したお話しをします。
私の学校では、中間と期末にテスト週間があり、それぞれのテスト週間が終わると1週間テスト休みがありました。
2年生の2学期の期末テストが終了した時、明日からの”テスト休み”は何をして過ごそうかと考えました。
学校は、あと3学期の卒業設計の課題が終われば卒業となります。
私は、思い出に”一人で旅”_traveling alone_をしようと思いました。
27歳でも学生ですから、学割が使えるのです。これを生かして、今まで行った事が無い”日本海の旅”に出たのです。
私は、時刻表を片手にJR京浜東北線に飛び乗り、最初の地「新潟」に午後3時半位に着きました。
その日、私はただ当ても無く一人で新潟市内を見て歩きました。万代橋が架かる信濃川の岸近くにあったレインボータワーに昇り、また古町などを見て廻ったのです。
私は、暗くなって市内にある古い小さな和風旅館を見つけ「ココなら安いだろう」と思い中に入りました。 玄関に出て来たのは50歳位の女将さんで、私が「学生_student_なので学割で安く泊めてくれませんか?」とお願いしたら、少し疑う様子でしたが直ぐにOKしてくれました。
次の日、私は「佐渡」へ渡ろうと考え、旅館を出てフェリーの発着場のある信濃川河口の港へ行きました。次のフェリーの出発まで、30分以上の待ち時間があり、私は時間を持て余していました。
私は、持っていた時刻表を見て「新潟には飛行場があり、佐渡へは飛行機で渡れる」ことを知ったのです。
私は、27歳まで飛行機に乗った事は無かったので「飛行機で渡ろう」と決めました。
新潟空港は、新潟の街中からバスで1時間半程走った郊外の「松浜町」という所でした。バス停で降りると、広い松林があり、その林の中を1本の道路が飛行場まで延びていました。
私は、15分程歩いて飛行場のロビーに着きました。そして、切符を求めにサービスカウンターに行き、料金を知って驚きました。
私の持っていた時刻表は、少し古くて記載された料金が値上がっていたのです。
私は、戻ってフェリーにしようか迷いました。しかし、また2時間近くかけて戻る気にはなれませんでした。
結局、私は初めて飛行機に乗って佐渡へ渡りました。
私の乗った飛行機は、操縦士と乗客だけで10人乗位の小型飛行機でした。飛行機は、私を乗せて左右2つプロペラがもの凄い爆音と振動を伴って空に舞い上がり、20分後には佐渡の小さな空港に着陸したのです。
飛行機は、海上を飛んで佐渡に行くため、初めての私は「もし、墜落したら?」と考えたりして怖かったです。
今日のお話しは、ココまでとします。
次回のブログは、Part26: 学生一人旅(2)_Traveling alone_(2) として続きのお話しです。

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