2008年4月2日水曜日

俺の回想録 ≪Part20:恋の破局≫_Reminiscences_Collapse_love_

今日は、私が長く交際してきた人との恋_love_が破局_collapse_したお話しをしたいと思います。
私が、社会人になってバスで通勤していて知り会った友達のグループの中に美容師の女性がいました。
また、私にはグループとは別に高校生の時、いや正確にはそれ以前から交際していた彼女がいたのですが、グループの美容師の女性とも交際していたのです。美容師の女性との交際が4年程経ったある日、中学時代からの友達である松野君から私に電話が来たのです。
彼の義姉さんは、日本舞踊の師匠で私の彼女に踊りを教えていたのです。
彼は、電話で「杉山さんが、町のお祭り準備で地元の青年団に踊りを教えていて、青年団の一人に結婚を申し込まれて、彼女は今悩んでいるらしい」と言って来たのです。
その時、私と彼女は24歳でした。
私は、彼から連絡を受けた時に、すぐに彼女へ連絡を入れて彼女と話し会えば良かったのですが何故か出来ませんでした。
その時、彼女との間に「美容師の女性」と私の関係が誤解されていたのです。
私は、彼女が最後には私を選ぶだろうと過信していました。
それから、3ヶ月程してまた松野君から連絡があり「彼女が青年団の人との結婚を決めたようだけど、君は彼女と話合ったのか?」と言われました。
私は、信じられませんでした。「信じられない、どうしたら良いのだろう、困った」と思いました。
当時、私達の年齢24才では女性は結婚適齢期と言われていました。
私は、直ぐに彼女に「結婚を止めろ」と言い、「私のために何年待ってくれ」とは言えなかったのです。
その時は、私の2人の兄達も独身で、この後何年待ってもらえば結婚できるのか考えてしまったのです。
私は、「どうしたら良いのか」と2週間程悩みました。その間、毎日彼女の事で頭の中がイッパイでした。そして、私には彼女が必要で、その他の女性は考えられない事に気付いたのです。
そして、直ぐにでも彼女の結婚を止めなければと思い、会社の帰宅途中の電話ボックスから彼女の家に電話をしたのです。
電話には、彼女のお父さんで私の幼稚園時代の園長さんが出て「京子は、先週の日曜日に結婚して新婚旅行に行ってます」と言われたのです。
私は、一瞬頭の中が真っ白になり、後の言葉が言えないまま受話器を置いていました。
そして、「あ~、全てが消えてしまった。自分にとって最も大切な人を失ってしまった」と思いました。
その後に、私の体は虚脱感に襲われました。_collapse_love_
この結果は、自分で招いてしまった事かも知れませんが、なぜ彼女は私に何の連絡も相談も無く、一人で結論を出して結婚してしまったのか?私は、彼女を恨みました。
そして、どうにか私が彼女への諦めが付までに1年程かかりました。
そして今は、時々あの頃の事を思い出すと「なんで、自分はもっと素直に行動できなかったのか?」と後悔をしているのです。
時々、私が思い出すのには理由があるんです。
それは、彼女の嫁ぎ先が私の実家から500m程しか離れていないのです。
今でも、時々私が実家へ帰る途中で偶然に彼女を見かける場合があるのです。お互い道で会うと言葉を交わす事はありませんが、目と目で挨拶をする程度です。
私は、できるものなら今の彼女が私に対して、どのような気持ちでるのか知りたいと思いますが、それは無理だろうと思っています。
結局、お互いの気持ちは言葉で交わす事は無く、分からないまま年老いて死んで行くのだろうと思っています。
今、このブログを書いている時でも、少し切ない気持ちになっています。
今日のお話しは、ココまでにします。
次回のブログは、Part21: 新たな出発_New departure_ のお話しです。

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