2008年3月16日日曜日

俺の回想録 ≪Part5:小学校へ入学≫_Reminiscences_Elementary school_

私が入学した小学校_elementary schoo_は、家から田んぼ道を歩いて20分ほど(1.5km程)の所にある、当時は木造の校舎でした。生徒数は学年で150人ほどで5クラスありました。 私達は、戦後の第1期ベビーブームの時に生まれたので生徒数が多いのです。
入学式の日、私は今でもハッキリ覚えている出来事が起こったのです。
それは、私達1年生は入学式の後、小学校_elementary school_の中の1室で「講堂」と呼ばれている所に集められ、クラスごとに名前を呼ばれ、担任の先生に引率されてそれぞれのクラスに入って行ったのですが、私だけ名前を呼ばれ無かったので広い講堂に1人だけ取り残されたのです。
そして、頭のハゲタ男の先生(校長)が近づいて来て、私に「君のお名前は?」といったのです。
私は「○ ○ ショウゾウです」と答えたら、その先生は名簿を調べ始めました。
その時、一人の若い女の先生があわてて講堂に入って来ました。 女の先生は、私に「○○ アキミツ君?」と聞きました。私は違うと首を横に振りました。 先生は困った顔をしていました。
そこに、名簿を調べていた先生が、「小泉先生、この生徒の名前はアキミツでは無く、ショウゾウ君と読むのですよ。だから、先生の1年2組の生徒です」と言ってくれて、私のクラスが分かったのです。
そして、小学生として私の生活が始まりました。毎日、学校へ行くのが楽しかったです。
それには、理由がありました。毎朝、小泉先生が笑顔で教室に入って来て生徒一人々の名前を呼んで出欠席を確認する姿が、私には眩しく感じられて、嬉しく、楽しく思える晦日でした。
学校の授業の中で、私が得意なものは図画工作だけでした。その他の勉強はみんな苦手でした。
授業中はいつも「家に帰ったら、今日は何を作ろうか」と考えて、ノートと教科書に工作の落書を沢山描いたものでした。
ある日、先生に教科書の中の落書きを見られ、私は怒られると思ったのですが先生は微笑んで「青島君、これを作るのならココをこうするともっと良くなるよ」と教えてくれて「作り上げたら先生にも見せて」と言われ、私は先生に見てもらいたくて一生懸命に作った覚があります。
今、他の教科の勉強も同じように頑張れば良かったのにと思いますが、もう遅いですよね~。
その当時は、勉強の重要性も分からず、ただ晦日楽しく充実した日を過ごしていました。
今日は、ココまでにします。
この続きは、次回 Part6: 小学生時代の生活_elementary schooldays_ をもう少しお話しさせて頂きます。

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